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残業中の積雪

"私が勤めていた会社は雪が降る地域にありました。
北海道や東北地方のように常時雪が残っているような地域ではないのですが、一度雪が降り始めると、50cmくらいは一気に積もってしまうようなところです。
しかも車で通勤していたため、雪が積もると分っているひは、できるだけ定時に仕事を切り上げて早く帰宅するように努めていました。
でないと、会社の駐車場に雪が積もってしまい、車が動かなくなることがあるのです。
しかし、雪で自分の車が動かなくなる前に帰宅する事よりも、仕事を締め切りに間に合わせる事の方が大切です。
どれだけ雪の降り具合が激しい日でも、残業は普通に行っていました。
まだまだ終わりそうにない仕事と戦いながら、ふと窓の外に目を向けると、外は嫌になるほど真っ白です。
道路のラインが見えなくなるだけではなく、降り積もった雪が両サイドに盛り上がり、道の端自体がどこまでだかわからなくなっているような状態です。
気持ちは早く帰りたいのに、現実は早く帰れない。
それでも頑張って何とかその日の作業を終わらせ、やっと家に帰れる。
そう思って会社の建物の外に出ると、さらにもう一仕事残っているのです。
それは、雪かき。
道路などは少しでも車が行き来しているので雪の量もそれなりなのですが、社員のほとんどが帰っている会社の駐車場は誰も通っていないため、雪はどんどん降り積もっています。
この降り積もった雪をある程度どけてしまわないと、車が動かないのです。
残業で疲れた体に鞭打っての、深夜の雪かき作業。
これには挫けました。
真冬の残業は、いろいろな意味で大変でした。"

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